ホームページ会社案内沿革画像サイトマップ問合せ

注目していました。



今日、光市母子殺害事件の判決が下されました。本村さんは自分に近い年齢の方だったので事件当時から関連の報道を見ていました。非常にドライな僕の感想ですが、本村さんの言葉での表現力がひとつの大きな勝因となっていたでしょう。無期懲役の判決の後の会見では「被告とその家族の社会への復帰のことは語られるが、このような判決で原告、被害者の家族の精神的な社会復帰などできない」といったことを語っていた記憶があります。こんな被害者の表現は見たことが無かった。また、確か途中で被告の弁護団が死刑反対論者の方々に変わってから被告の裁判での答弁が大きく変化し、演出じみたものに見えてしまったことが悪い印象を与えたのでしょう。また「不幸な環境の中で育てられたので自分も悪いが社会も悪い」といった感じの発言も・・・・・。論点のすり替えをねらったのか、責任を軽くしたかったのか、はたまた弁護団のかたがたの功名心か。潔く自分のしたことを受け止め反省をする姿勢が見られないと言われるのもいたし方が無いか。原告側、被告側、双方ともこれをもって平穏な人生に戻れることをお祈り申し上げます。  

2012年02月20日 Posted by 福太郎 at 22:34Comments(0)その他