静岡で一番普通な石材問屋の社長ブログ

インドの一番有名な石材の会社の工場見学です。真ん中の「白い巨塔」には財前教授が住んでおり、各箇所に水を供給しております。

見たことの無いメーカーの機械が沢山ありました。これはその一部、フランスの「THIBAUT」。「チボー」と言うそうです。「千房」？フランスのお好み焼き屋さんが石屋さんに転職したんでしょう、きっと。墓石用の自動研磨機です。ヨーロッパで石材の有名な国といえばイタリアとドイツだと思っていたのでフランス製でも良い機械メーカーが存在したというのは僕にとっては新知識でした。まだまだ見聞が足りないのです。

原石置き場です。ここの会社は誰でも知っている銘柄の石材を含め１２０～１３０箇所の採石場を経営しているそうです。おおー、１ヶ月の売り上げいくらだよー、と思ってしまいます。なにしろ大きいです。

ご存知ニューインペリアルレッド。中国では石英の下地が白っぽいのばかり出回っていますが、やはり黒っぽくて鮮やかなのも白っぽいのもあります。

アーバングレーに似た石、GB‐4。最近売れているそうです。ここでも案内の方が「赤系の石目」「青系の石目」をわかっていました。良いと思われる石が在庫に沢山ありました。案内の方が自分の会社の商品の長所だけでなく短所も伝えてくれたということはある意味「説明する能力がある」と、信用される要因になります。又ある意味お客さんに対して謙虚だとも受け取れます。これだけ巨大な会社といえども一人のお客さんを大事にしなければやっていけないということで、非常に見習うべきことが沢山ある視察でした。

インドは日本とは３．５時間の時差です。今こちらは１時１３分ほどです。おはようございました。