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中国、印度の状況について触れていただきました。

中国、印度の状況について触れていただきました。
昨年の11月ごろから中国の各地域の組合で地方政府と会合がもたれて今年の一月一日から値上げをする話になった。100ドル以下のものについては15%、それ以上のものについては10%、という決議がされて各工場の社長さんが会議の中でサインをした。
1月から値上げをした工場もあるがすべてではない。春節後、ほとんどの工場が値上げをしてくると思われるが、提案の15%、10%ほど上げてきていない所が多い。
中国、印度の状況について触れていただきました。
春節の直前になって、取引先の工場から値上げの要請が来た。ある程度の値上げは避けようがないと思う。抜け駆けを許さない締め付けが結構あるようだ。安くやると言っていた工場が業界の団体から突き上げられて大変なことになっているという話も耳にしている。
中国、印度の状況について触れていただきました。
いま中国からの輸入量は12~13年前より6割ぐらいダウンしている。そのため競争が激化している。墓石工場の密集している恵安の組合は2000年に240数社あったのが、現在は80数社まで減っている。日本向け専門でやっている業者は60数社ほどと言われている。この傾向は今年もまた進んで、倒産、廃業が今年も出てくると言われている。
またいろんな環境が悪化している。それは福建省の採石場が環境保護、安全の問題で閉山させられており原石がどんどん値上がっている。賃金も今年は春節を境に5%ほど上げなければならないと言われている。
環境保護の法律によって、政府の指導で排水、集塵などの設備を新しく設置しなければいけない。
人民元がドルに対してどんどん値上がりしている。昨年の今頃が1ドル=7元ぐらいだったのが、ここ数日は6.3元とか、そのぐらいまで元高が進んでいる。
また中国でも石材の仕事は3K、4Kの仕事で、行員のなり手が少ない。40代以上の人がほとんど。地方からも出稼ぎの人が出てこない。今後が不安。
恵安の組合内でグループ分けして値上げしているかいないか、チェックしあっている。かなり厳しいが足並みをそろえるのは難しい。
中国、印度の状況について触れていただきました。
印度の環境問題が出てきている。州政府のチェックが厳しくて採掘が難しくなっている。
タミルナード州の黒の採石場はそんな状況で採れなくなっている。クンナムは1箇所でしか採れていない。環境問題と通行税の問題がある。チェンナイの工場もクンナムを加工しているが、原石の供給が追い付いていない。中国の工場に入っているクンナムも偽物が一部入っている。気をつけて買わないといけない。
アーバングレーもいま良い石が採れていない。青目が少ない。値段も上がっている。

建材で人工石が出てきているので鉱山を運営するのが基本的に難しい状況になる可能性がある。そうると採石場への投資をあまりしなくなる。欧米は人工石は結構流通している。
中国の製品が高くなればインドの工場の製品を選択することもこれから十分に考えられる。
印度の工場は月に1~3コンテナの生産力の工場ばかりで10社ぐらいしかない。外柵でなく石塔が多い。海運の納期も短くなっている。






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2018年02月20日 Posted by福太郎 at 22:32 │Comments(0)中国採石場

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